突然ですが、オンラインスロットって聞いたことありますか?
ギャンブルが好きな方は、パチンコやスロット、競馬、競輪など主にしている方が多いと
思います。
ギャンブルとはそもそも、漢字で賭博と言います。
主に金銭や品物を賭けて勝負を争う遊戯のこと 。
賭(け)事、博打(ばくち)、博奕(ばくえき)、勝負事とも。
英語ではgamblingと呼ぶのが普通であるが、カタカナでは「ギャンブル」と表記されることが多い。
gambleは娯楽としての賭博も含む広い考え方であり、
危険性の高い冒険や意味のある危険、潜在性のある利益に手を付けること等という意味がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ではオンラインギャンブルとはなんでしょう。
意味はそのままの通り、インターネット上でのギャンブルです。
オンラインギャンブルも2つあり、日本の会社が運営する景品交換型の”遊戯サイト”と
海外の会社が運営するドル建てで現金を賭ける”ギャンブルサイトがあります。
国内の会社が運営しているサイトには、主にディーチェやミリオンキングダム、
嵐山などに代表されるものがありますが、これらのサイトは国内で特許を得た上で運営されています。
ロトランド
海外の運営しているサイトにはユニークなサービスを始めた海外のギャンブルサイト・Lottoland(ロトランド)がネット上で話題を集めています。
なんと、世界で初めてオンラインくじの当選金額を
仮想通貨のビットコインで進呈してくれる「ビットコインロト」をリリースなど注目しています。
国内のスロットはしっかりと許可を取った状態で営業されているので、違法性はありません。
なんと、海外のオンラインギャンブルで逮捕者が出た事件もありました。
どんな事件?
2016年、オンラインカジノをプレイした日本人プレイヤー3名が逮捕されるという、
以下のような事件がありました。
海外のインターネットのカジノサイトで賭博をしたとして、
賭博(単純賭博)の疑いで制御回路製作会社経営、無職、グラフィックデザイナー、
の3容疑者を逮捕しました
警察によると、無店舗型のオンラインカジノの個人利用客が逮捕されるのは全国初とみられる。
出典:ネットカジノ客の男3人を逮捕 海外の会員制サイト「スマートライブカジノ」利用 京都府警
– 産経WEST
最終的にこの一件は不起訴処分で終わっています。
このオンラインカジノの目玉は「日本人ディーラーを起用したライブカジノゲーム」でし
た。
ライブカジノが遊べるオンラインカジノはたくさんありますが、
日本人をディーラーとして起用しているのは珍しいことで、
逮捕された3人もこのライブカジノをプレイしていました。
ライブカジノの開催時間も日本時間の夕方~深夜に設定するなど、
日本人向けのサービスが非常に充実していました。
しかしこの「日本人向けサービス」が気になったようで、
「明らかに日本人向けのゲームを日本人がプレイした=日本でカジノをプレイした」
という判断から、逮捕に至ったようです。
弁護士の見解
不起訴処分を勝ち取った一人の弁護を行った弁護士の見解を簡単にまとめると以下のよう
になります。
賭博罪(賭博をする罪)と賭博開帳罪(賭博を提供する罪)では賭博開帳罪の方が罪が重
いと言っています。
これはそもそもが、法律がオンラインカジノを裁くためにあるものであって、
賭博した側はあくまでを検挙するためのもの付随的なものであるためと考えられます。
今回の件では、オンラインカジノは合法的に運営されておりますので、検挙は難しいです
。
プレイの前によく調べよう
オンラインカジノを裁くことができないのに、賭博した側(プレイヤー)を処罰するのは
妥当ではない。オンラインカジノ自体を裁く法律はなく、逮捕された際も実際に略式起訴
や不起訴で終わっているのです。
ただしオンラインカジノは法律的にあくまでグレーゾーンということを忘れないようにし
て、自己責任の下で楽しんで下さいね。